何が悪い？お肌に化粧水が浸透しなくなってしまう理由
何が悪い？お肌に化粧水が浸透しなくなってしまう理由
10代、20代の肌は化粧水をぐんぐん吸い込んだのに、最近は手に化粧水が残ってしまう。
そんなお悩みはありませんか？
なぜ年齢を重ねると肌に化粧水が浸透しづらくなってしまうのでしょうか。
肌に起こっている変化を知り、正しいケア、対策で化粧水をすーっと吸い込む肌を取り戻しましょう。
正常な肌はどうなっているの？
【肌のターンオーバーの仕組み】
正常な状態の肌は28日周期でどんどん生まれ変わり、これをターンオーバーといいます。
新しく生まれた表皮細胞は代謝によって角化し、2週間後には細胞核を失って角質となります。
角質は肌のバリア機能を担う働きをしますが、さらに2週間後に役目を終了し剥がれ落ちていきます。
そしてまた新しい表皮細胞が下から押し上げられ肌が新しく生まれ変わります。
しかしこのターンオーバーのサイクルが狂うと、古い角質が肌表面に残り続け肌の
生まれ変わりに影響を及ぼしたり、角質層が詰まってゴワついた肌になってしまいます。
こうなると化粧水が浸透しにくくなり、肌が硬くなったり、シミやシワ、くすみなどのトラブルが起こるのです。
ターンオーバーを乱す原因
ではターンオーバーが乱れる原因とは何でしょうか？
ターンオーバーが乱れる原因の主なものは、以下のとおり。
●食生活の乱れ（野菜不足、刺激物・糖分・塩分の摂り過ぎ、など）
●紫外線
●睡眠不足
●代謝低下（ターンオーバーの周期の平均は20代で28日、40代では40日）
●ホルモンバランスの乱れ
ターンオーバーの乱れは私生活の乱れと直結していることがわかります。
そして、年齢に伴う代謝低下もターンオーバーの乱れの原因となっています。
化粧水を浸透させるには
化粧水が浸透しにくい！と感じたら、まずはターンオーバーを正常にすることから初めましょう。
その為には日々の正しいスキンケア、生活習慣が大切となります。
①正しい洗顔方法を身に付ける
肌の汚れをしっかり落とし、古い角質が自然に剥がれ落ちるようにします。
その為にはキメ細かい泡立ちで汚れをしっかり落とせる洗顔フォームや石鹸を選ぶことがとても大切です。
きめ細かい泡は角質の隅々や毛穴の奥まで入り込んで汚れをしっかり落としてくれます。
泡立てネットを使ってキメ細かい泡を立て、優しく泡で洗うように心がけましょう。
②肌の潤いを保つ
洗顔で肌表面の皮脂や汚れが落ちると、その瞬間に肌が乾燥しやすい状態になります。
これを防ぐために、肌の潤いを守るトリートメント成分を配合した洗顔料を選ぶと乾燥を防げます。
そして、洗顔後は3分以内に化粧水を浸透させ、水分が蒸発しないように乳液やクリームなどの油分でしっかり蓋をすることが大切です。
③睡眠を十分にとる
肌の再生活動は寝ている間に行われます。
良質な睡眠をしっかり取るように心がけましょう。
また、ホルモン分泌も睡眠と大きな関係がありますので、睡眠を大切にしましょう。
④血行を促進する
運動や入浴などで血行が促進されると代謝が上がり、細胞の生まれ変わりのサイクルが整い肌のターンオーバーにも良い影響を与えることができます。
⑤正しい食生活を心がける
食事の内容は血流に大きく影響してきます。
高脂肪・高カロリーを避け、血行を良くする野菜やタンパク質、ミネラルを中心に摂取するようにします。
化粧水を浸透させる肌作り
化粧水が浸透しない原因は生活習慣やスキンケアにあるものです。
その原因を知り正しく対策することで元のお肌を取り戻すことができます。
早速自分の毎日を見直し、美しいお肌を保つための努力をしましょう。
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